皆さん、こんにちは コーヒー好きの[kinon]です。
6月になっても朝晩寒い日が続きましたが、直近の休日は、珍しく初夏を感じる気候になりましたが、湿度もあったり北海道なりに梅雨の時期を感じる日々です。

今回は…
☆飲み方あれこれシリーズ⑪「MY焙煎 豆の木さんを目指せるか⁉ その1」☆
の記事を書かせていただきました~
kinonは、10年くらい前に、某サイトで電気式の焙煎器を購入したのですが、2回くらい使用してから押し入れに入れたまま、ずーっと忘れていました。
それを急に思い出し、また使用してみたくなりました。
価格は、当時5万円くらいだったと思いますが、記憶は定かでなくネットで調べたところ、購入した某サイトで今も販売していました。
やはり現在も5万円くらいです。10年経っても値上がりしていないのは素晴らしいですね。

ドーム型のガラス蓋で、外観はレトロなデザインを意識したもので、かわいいです。
そんなに大きくはありませんが、いつも置いておくには場所を取りますので、押し入れに保管したかと思います。
ガラス蓋を開け、生豆を入れてまた蓋をして、好みの目盛に設定して赤いスイッチを押したらスタートします。
煙は出にくいとありますが、万が一の為、外で行いました。

今回は、豆の木さんの定番の「東ティモールレテフォホ」の生豆の焙煎をしてみました。
焙煎豆の色味(焙煎度)と、その下にこの焙煎器の設定目盛りもつけた写真を添付します。

豆の木さんのこの種類の焙煎豆(シティロースト)に近づけるべく!この電気焙煎器で、1回50gの生豆を、AとBとCの3設定を変えて焙煎してみました。目盛の塩梅がわからないので、3回施したのですが、
色味重視であれど、※「ハゼ」(焙煎ピークに入ると豆が膨化して弾ける音)でも判断して、焙煎を強制中止したものもあります。

※「ハゼ」の音の入った画像を添付します。見れる方は、参考までに~

この焙煎器は、目盛1の前に「Preheat」という箇所がありますが、この箇所内では、初めての焙煎時冷えている窯を少しつ温度を上げ、焙煎が終わる時には、徐々に温度を下げて冷却をする設定がついているようです。

1.Aは、焙煎深めで結構豆の表面に油が出ています。
「ハゼ」が2回起こり、少しして、煙が激しく出てきたので強制中止しました。
2.Bは、豆の木さんの焙煎豆に色味が近い印象も受けます。ハゼは1回目が終わってから、色味で判断し強制中止しました。
3.Cは、AとBの強制中止の経験と、すでに2回施し、窯が温まっているので目盛を最低限にしました。こちらは1回ハゼ音が少しした後、自動的に終わり、 強制中止はせず済みました。

豆の木さんの焙煎豆と、見た目はBとCが近いでしょうか。
そして、試飲するべく、焙煎後10gを120㏄くらいでドリップしてみました。

ドリップの色味は、豆の木さん焙煎豆とCが近いかもしれません。
Aは焙煎時に濃かった色味が、ドリップしたら思ったより反映されていません が、試飲してみると、Aはそれなりに、深い焙煎の味がでていました。ただ、豆の特性はよくわかりませんでした。
Cが焙煎とドリップの色味が豆の木さん焙煎豆と近かったのですが、何か未熟なテイストでした。
Bのほうが、少し近い印象を受けました。

以上、厳密な実験ではないので、どこか方法がアバウトで確かなものではあり ませんが、焙煎器、熱源、豆の量、熱の加える時間や温度、環境等々、条件が違 えば違うほど同じ原料を用いても、まったく違うものになります故、良いと思う見本と、単純に色味を合わせるだけでは、焙煎過多や不足になり、豆の持っている特性を活かせないで、残念な結果となってしまいます。
あと、ドリップした時の香りも、豆の木さんの焙煎豆と比べると足りないものがあるようでした。
そういう点が、個人でしたものとお店の焙煎士が、繰り広げるプロの技の違いなのだと思います。

今回は、豆の木さんのプロの焙煎が何より!!美味で、豆の木さんを目指すには、程遠かったですが…
アウトドアでも焙煎ブームな傾向もあるようですので、火事が起きないような、環境があるなら、豆の木さんに、生豆で!!とオーダーして挑んでみてはいかがでしょうか。
自分の焙煎器で繰り返すうちに、独自の美味しいものが出来上がる可能性もまた楽しいですね。
榮木さま、ご協力誠に有難うございました!!

次回も、また何にしましょうか~
ご興味のある方は、またお付き合いください~

豆の木の店主より

kinonさん、投稿ありがとうございました。
焙煎機には、直火式と半熱風式と熱風式に電気式があります。
今回の投稿は、電気式焙煎機で色々実験されたようですね。
豆の木の直火式焙煎機と電気式の違いが、香りと味の差でしょうか!?
豆の木の直火式テスト焙煎機で焙煎してみませんか?

次回の投稿も楽しみにしています。