おいしい珈琲の淹れ方(ペーパードリップ円すい式)
用意する物
- 円すいドリッパー
- サーバー
- 円すい用ペーパーフィルター(ドリッパーに合ったサイズ)
- スプーン(7~13g)
- ポット(口の細い物が良い)
- コーヒー豆(ペーパーフィルター用に挽いた粉)
淹れ方
フィルターのシール部分を折る。
フィルターを広げ、ドリッパーにピタリとあわせセットする。
コーヒースプーンで杯数分の粉を入れ、ゆすって平らにする。(1杯分は粉10g前後)
お湯は90℃位の湯を使う。
(ポットで沸騰させた場合は泡を静ませ少し置く。ヤカンで沸かした場合はポットに移す。移すことにより、お湯の温度が下がる。)
粉全体が湿る程度のお湯を静かに回し淹れる。
(サーバーに数滴落ちる位)
(粉全体が蒸れて膨らむ)約20秒待つ。
(待つことで、コクと甘味がでる)
膨らみが絶頂になった時点で、中心から外側に向かって円を描くように、ゆっくりお湯を注ぐ。外側まできたら、再び中心から外側に向かって円を描く動作を繰り返す。
(いちばん外側の粉は崩さぬよう、かつ、ペーパーに湯をかけないようにする。)
杯数分のお湯を注ぎ終え、コーヒー液がサーバーに落ちきったら完了。
コーヒーをかくはんする。
(濃さが均等になり、風味がまろやかになる。)
温めたカップに注ぐ。
美味しいコーヒーが出来上がり
ロースト(焙煎度合)
名称 | 煎りの度合 | 特 徴 | |
1 | ライト・ロースト | 極浅煎り | ローストの初期段階の浅い煎り方 |
2 | シナモン・ロースト | 浅煎り | シナモン色。コクや苦味はやわらかいさっぱりした味 |
3 | ミディアム・ロースト | 中煎り | さわやかな香りで、口当たりがやわらかい。アメリカンコーヒー向き |
4 | ハイ・ロースト | 中煎り | 香り・色ともにバランスがよく、酸味が抑えられ苦味を感じる |
5 | シティ・ロースト | 中深煎り | コクがありロースト香が強くなる |
6 | フルシティ・ロースト | 深煎り | 酸味より苦味が十分出てくる |
7 | フレンチ・ロースト | 極深煎り | 豆の表面に油がにじみ出てくる。苦味・ロースト香も強い |
8 | イタリアン・ロースト | 極々深煎り | 強い苦味と濃厚なコク。エスプレッソ向き |
お客様の御希望に応じた焙煎をします。(オーダー焙煎は200gから)
20分程度で焙煎が終わりますので、店内でお待ち頂くか、お電話で御注文下さい。
グラインド(挽き方)
挽き方 | 抽出器具との相性 | 粒の大きさ | |
1 | 極細挽き | エスプレッソコーヒーに最適 | 白糖程度 |
2 | 細挽き | ウォーターコーヒー(ダッチコーヒー) | 白糖とグラニュー糖の間 |
3 | 中細挽き | ペーパー・ドリップ式やコーヒーメーカー | グラニュー糖程度 |
4 | 中挽き | サイホン式やネル・ドリップ式 | グラニュー糖とザラメの間 |
5 | 粗挽き | パーコレーター | ザラメ程度 |
抽出器具によって、相性の良い挽き方を選んで下さい。