皆様こんにちは!
コーヒー好きの[kinon]です。
私事ですが、仕事環境が変わり、前回のコーヒーの記事アップから
すっかり半年以上経ってしまい、今に至ってしまいました。
気づいたら、すっかり、秋めいてきましたね!
この間アイスコーヒーを欲していた暑さから、ホットコーヒーで
体を温めたい気温になってまいりました。
スーパーの野菜コーナーで、
お野菜に「有機農産物」と「JAS」と書かれた
葉っぱのようなロゴマークが貼られたお野菜をちらほらと
お見受けするようになりました。
私も、コーヒーを初め、野菜などの農産物も、食するのが大好きで、
珍しいお野菜を見るとつい試したくなってしまいます。
そこで、有機JASについての、講習会に参加したのですが、
とても奥深い内容で、語るとなると大変な量になりますので
触りだけにいたします。
まず、「JAS」とはなんでしょうか、となりますと、
JAS(Japanese Agricultural Standards、日本農林規格)で、
日本農林規格等に関する法律(JAS法)に基づくJAS制度は、
食品・農林水産品やこれらの取扱い等の方法などについての規格(JAS)を国が制定するとともに、
JASを満たすことを証するマーク(JASマーク)を、当該食品・農林水産品や
事業者の広告などに表示できる制度とのことで(難しそうですが…)
有機JAS規格を満たす農産物などに付され、有機JASマークが付されていない
農産物と農産物加工食品には「有機○○」などと表示することができません。
ということで、写真の野菜は、公正に認証を受けたと証明されたものです。
この認証は、野菜の他にも、加工食品、化粧品等もあります。
オーガニック(有機)、無農薬、特別栽培、をざっと述べますと、
こちらは日本の規格によるものでありますが、
〇有機栽培は、化学肥料や、化学合成農薬の肥料を避け、土本来のものを利用して生産する栽培、
過去3年以上その栽培を継続しないと表示できないもの。
〇無農薬栽培は、該当作物の栽培期間中農薬を使用しないで栽培したもの
〇特別栽培は、地域の慣行栽培の化学肥料、化学合成農薬の使用量を半分以下に抑えた栽培
有機栽培は、無農薬なのかというと、イコールではなく原則は使用しないが、
被害が大きくやむを得ない場合は、限られた農薬を使用する場合もあるそうです。
認証を受けるためには、国の決められた、あらゆる規格にクリアしなくてはならなく、
どれか欠けるとできないそうですが、必ずしも認証を受けなければ
販売できないという訳ではなく、有機認証表示ができるか、できないか、ということです。
では海外のものはどうなの?
となりますが、アメリカ「USDA」、ドイツ「BIO」、カナダ「COR」等、
各国の規格での有機認証があります。
その他にも環境という観点ではありますが、
「レインフォレストアライアンス」(カエルのマーク)
「バードフレンドリー」
という、カエルや鳥などをはじめとした生物が、住み続けられる環境の中で、
生産しましょうという認証マークがあり、
コーヒーにも、これらのマークが付いていて販売されているものを見たことがあります。
認証を受けるということは、製造工程の経緯や記録を明確にすることで
消費者が、選択しやすいようにしたいという、生産者や販売者の願いを表現する手段でもあると
私は思います。
豆の木さんで、オーガニックの豆
「アンデスマウンテン」「東ティモールレテフォホ」のお取り扱いがありますね。
これをもし、有機JAS認証をして販売するなら、輸入、輸送、保管する場所や
小分け、焙煎する器具、パッケージ、もろもろ環境等の国の規定に応じることが必要になりますが、
販売者が、その必要性があるか、どうかというところです。
コーヒーに関しましては、コーヒーの果実を生のまま口にするものではなく、果実の脱殻などの加工
→焙煎→抽出に至るまで、様々な工程を経ています。
輸入に至っては、適正な業者から仕入れることで、確かな経緯を把握できます。
そして、味に関しましては、「アンデスマウンテン」・「東ティモールレテフォホ」を
オーガニックという観点で飲み比べてみますと私にはわかりませんでした。
上記2点も、それ以外も大変美味しいです。
色々と述べておりますが、
生産者の方々が、地球環境を大切にしながら、ものを生産する傾向が、世界各国で広がるということは大変嬉しいことです。
次回も、また何にしましょうか~
ご興味のある方は、またお付き合いください~
豆の木の店主より
kinonさん、前回の投稿からもう半年も経ったんですね!
豆の木では、環境と人を(フェアトレード)大切にしている生産者のコーヒー豆をより多く取り扱いたいと思います。
kinonさん、投稿ありがとうございました。 次回の投稿も楽しみにしています。